介護職員初任者研修の講座を受けると決めたら、まずは無料説明会へ参加してみましょう。どんな講座で、どんなことを学べるのか資料やネットの情報以外のことがわかります。また、場合によっては講座を少し体験できることがあるので、受講内容を知ることもできるでしょう。
説明会などへ行くと、受講希望者の多さに驚くはずです。介護職員初任者研修の講座は、平日だけでなく土日も開講していることがほとんどなので、社会人からも人気があります。振替授業もできることから、働きながら学びたい方にとってとても魅力的なのです。
介護職員初任者研修の資格を取得して、それを介護の現場で活かすためには実技も学ぶ必要があります。そのため、講座では実技演習も学習内容へ組み込まれているでしょう。実技演習では、介護が必要な方に対する実践的な介護を学べます。
介護者のほとんどが車椅子を必要としているため、実技演習では車椅子の使い方から、移動の仕方までを学びます。また、同時に歩行の介護も学ぶことになるでしょう。
自分で排泄や入浴ができない方の介護も行なうため、おむつの交換や体の拭き方などを学びます。非常に体力がいる演習となりますが、スムーズにできるようになるためには何度も練習をするのが大切です。
寝たきりの方が多いため、床ずれをしないように体の向きを変えていかないといけません。講座では、ボディメカニクスという技術を習い、楽に体を動かす介護の技術を学びます。また、ベッドメイキングの方法も学ぶことになるでしょう。